EC・物販の収益・売却事例
ここでは、自社EC・D2C・Amazonなどのモール販売・ハンドメイド販売・せどりといった「物を売る」事業の事例を扱う。月商だけでなく利益率・広告費・返品率まで、公開されている範囲で出典付きに記録している。
物販は売上と手残りの差が大きい。月商1,200万円で利益200万円のD2C、売上73万円で利益17万円のせどりなど、可能な限り利益まで分解して記録している。
- 掲載事例
- 29件
- 最高売却額
- 150億円
- 売却額の中央値
- 6,375万円
- 月商の中央値
- 156.3万円
EC・物販の事例一覧
29件中 1〜29件
NEW The Cruiser Store、車種を1つに絞ったパーツECが創業2年半でAUD $2,205,627売却。ROAS 9倍とオーナー週20時間が倍率2.6倍を支えた
豪州のパーツEC「The Cruiser Store」が創業約2年半でFlippa経由でAUD $2,205,627で売却。年商AUD $3.5M、EBITDA率21%、ROAS 9倍、SKU 800超、オーナーの稼働は週20時間だった。
NEW Weeplow——重力式の浄水フィルターD2Cが年商€3.5M・利益率41%で売却。Flippaが見出しに掲げた金額は$3.7M
仏・ベルギー中心の浄水フィルターD2C「Weeplow」が2025年にFlippaで売却。年商€3.5M・年利益€1.45M・利益率41%、月商€295K。SKUは約10、返品率1.7%。売却額はFlippaの見出しで$3.7M。
NEW Emily Odio-Sutton氏のEtsy 2店舗、2年で$560,000。売れたのはアパレルではなく「贈り物」だった
Emily Odio-Sutton氏がEtsyで始めたプリントオンデマンドの2店舗は、2024年1月1日から10月17日までに$236,000を売り、月平均は$26,200を超えた。累計$560,000超・20,600件超の注文、週の稼働は約10時間。最初に挑んだAmazon FBAは3か月で畳んでいる。
NEW Potato Parcel:「ジャガイモに手書きメッセージ」の冗談ECを開始6ヶ月・$42,000で売却。買い手はShark Tankで出資を獲得し、事業は年商$600Kで存続
「ジャガイモにメッセージを書いて郵送する」EC、Potato Parcel。2015年の開始から6ヶ月・月商$10,000超の時点で$42,000で売却された。買い手のRiad BekhitはShark TankでKevin O'Learyの出資を獲得し、事業は2024年も年商$600-700Kで存続している。
NEW Spencer Haws、Amazon FBAブランドを2年半・$425,000で売却。値付けは「月次純利益$14,000の30倍」、レビューサイトとのセット売りだった
Niche PursuitsのSpencer Hawsが2015年に始めた家庭用品のFBAブランドは、直近12ヶ月の平均月次純利益$14,000強を基準に、その30倍=$425,000でEmpire Flippers経由売却。記事120本のレビューサイトとのセット売りで、掲載40日で口頭合意に至った。
NEW Native、成分表が読めなかった弁護士のデオドラントD2Cが約2年半でP&Gへ——$100M現金売却、創業者の持分は9割超だった
2015年7月ローンチのD2CデオドラントブランドNativeは、2017年11月にP&Gへ$100M現金で売却された。調達はわずか$500K、創業者Moiz Aliの持分は9割超。売却時は年商$30M・月次純利益$1M。単品・直販・広告一本に絞った約2年半の構造を数字で読む。
営業利益率55%のサプリ定期通販、希望8,000万円が3,530万円で成約。買ったのは月10〜15時間だけを見ていた会社員
ウイルス関連のサプリ定期通販が、当初希望の約8,000万円では買い手がつかず、3,530万円(仲介手数料込み約4,000万円)で成約。月営業利益約130万円・営業利益率約55%・リピート率9割・クレーム0件の事業に、約10件の申し込みのうち残ったのは1件だった。
TinyPilot、$598Kの売却を着金額$610,147.83まで公開。年商$1MのRaspberry Pi製KVM事業、4年の出口
元Googleエンジニアが2020年に始めたRaspberry Pi製KVM「TinyPilot」は、年商$1,022,090・利益$207,816まで育った2024年、$598,000で売却された。手数料$88,900から着金額$610,147.83まで1ドル単位で公開された希少な売却記録だ。
公庫に断られ、自分の資産を売って買った——楽天20年の時計ベルトECを1年8カ月かけて承継
楽天市場で20年以上続く時計ベルト店「アビーロード」を、水産商社勤務の斉木克仁氏が承継。一度は予算オーバーで見送った案件に戻り、公庫融資が否決された後は保有資産を売却して資金を工面。交渉は約1年8カ月に及んだ。
Puzzle Ready、Amazon FBA99%・年商$300万。パズル台の単品ECを「買い手が欲しがる形」に整えて利益6倍で売却
パズル台専門EC「Puzzle Ready」は売上の99%をAmazon FBAに集中させたまま年商$300万に到達し、2021年12月にeBrandsへ利益6倍(前払い3.5倍+成果連動2.5倍)で売却。転機は「アグリゲーターを買い手と決め、多角化しない」という設計判断だった。
400玉が24分で完売。千葉・八街の家族経営スイカ農園が自社ECでシーズン月商900万円台へ
千葉県八街市の家族経営スイカ農園が自社ECとLINEで直販に転換。1年目は約100件の注文だったが、3年目には広告費ゼロでLINE登録4,000名、第一弾400玉が24分で完売し、収穫シーズンの月商は900万〜1000万円規模に達した。
直近16人が訪問 売上金5万円を全額広告に。ハンドメイド作家の月商が7万→59万→最高200万円になるまで
40代シングルマザーのアクセサリー作家するめ氏は、Creemaに溜まっていた売上金5万円を全額プロモーション広告に投じ、月商7万→14万→29万→59万円と倍増させた。最高月商200万円、直近も3ヶ月連続100万円超。
アパレルEC事業(外注化済み)、希望売却価格216万円で成約(月間収益の約6.3ヶ月分)
ラッコM&A公開成約事例(第2弾)より。アパレルEC事業(外注化済み)が希望売却価格216万円・掲載から4日で成約。掲載データから個人規模M&A市場の実勢を記録する。
Amazonセラーアカウント(10年運営)、希望売却価格138万円で成約
ラッコM&A公開成約事例(第2弾)より。Amazonセラーアカウント(10年運営)が希望売却価格138万円・掲載から13日で成約。掲載データから個人規模M&A市場の実勢を記録する。
直近16人が訪問 minne販売で最高月商100万円。元デザイナーのハンドメイド作家が語る「売れる写真」の技術
元インテリアデザイナーのハンドメイド作家トクダコノカ氏は、minne販売で作家歴2年時点の月商55万円、最高月商100万円を公開。売上を作った核は「商品写真」——自然光・白背景・モデル写真という撮影技術の言語化が、この事例の実務価値だ。
せどり3ヶ月目、売上26.7万円で純利益4.4万円。利益率16.3%という物販副業の原価構造
副業せどり3ヶ月目の実データ: 売上267,389円に対しコスト223,868円、純利益43,521円(利益率16.3%)。本業の合間の仕入れにはムラがあり、売上の8割超が原価と手数料に消える物販の構造が、初心者のリアルな数字で公開されている。
ネック枕Necklow、3ヶ月で売上1億5,000万円 — 広告1本のバズと約2年後の5,700万円売却
整形外科用ネック枕のD2CブランドNecklowは、初回のバイラル広告(再生300万回超)を起点に発売3ヶ月で売上100万ドル。累計顧客8万人まで伸ばした後、2022年にOpenStoreへ38万ドルで売却された。
Pretty Arrow、予算管理スプレッドシートを29,000本。姉妹2人のEtsy店が月商$10,417になるまで
燃え尽きで退職したEmily McDermottが2021年1月に開始。売れない印刷物からEtsyのキーワード調査を経てスプレッドシートに切り替えたのが転機で、2年半で29,000本超を売り月商$10,417に達した。
仲介会社に断られた個人事業の卸売が、登録直後から30件超の引合い。2ヶ月弱で承継完了
意匠登録済みの女性用アパレル雑貨を扱う個人事業主が、大手M&A仲介会社に規模と手数料で断られた後、事業引継ぎ支援センターの紹介でTRANBIに登録。直後から問い合わせが入り最終的に30件超の引合い、2ヶ月弱・面談3回で数百万円の事業譲渡が成立した。
せどり初月の手残り19,591円。DIY職人が5ヶ月で売上73万円・利益17万円を積んだ全記録
長野でDIY代行業を営む個人が2025年6月にせどりを開始。初月は売上55,733円・利益19,591円。8月にネット仕入れへ全面移行して売上は26.7万円へ膨らんだが利益率は16.3%へ半減し、5ヶ月合計の利益は170,539円だった。
Happy Puppin、犬ミームで集めた6万人。ロボット貯金箱5,000個が転機となり3年で年商$100万→7桁半ば売却
Springer夫妻が2016年に始めた犬好き向けEC「Happy Puppin」は、Facebookフォロワー6万人の時点で見つけたロボット型貯金箱が転機となり、クリスマスまでに5,000個を出荷。その1年後に年商$100万を超え、2019年4月に7桁ドル台半ばで売却された。
4個売れて2,400円だった作家が月20〜50万円へ。ハンドメイド8年目が捨てた600円の値付け
ハンドメイド作家うに氏は600円のピアスが数日に1個しか売れず、4個売れても売上2,400円という状態から、月20万円以上・多い月は50万円以上へ。歴8年で効いたのは値付けの作り直しと、単価を上げても回る作業設計だった。
Stoic Muse、ストア哲学のTシャツを月100〜150枚。粗利40%、広告は赤字、効いたのは★200件
Amazon FBAに疲弊した個人が2020年2月、放置していたEtsyストアを再開。ストア哲学のPoD Tシャツで月100〜150枚・月商$3,000・粗利40%。Facebook広告は収支トントン、伸ばしたのはEtsy内SEOと★5レビュー200件だった。
副業のスマホレンズフィルターブランド、転職を機に掲載2ヶ月でスピード譲渡。「100点満点の売却」の条件
谷口錬平氏が2020年に副業で立ち上げたスマホ用カメラレンズフィルター「THE emo」は、クラファンとSNSでファンを獲得して成長。転職の期限を前に複数プラットフォームへ掲載し、4社と面談、2ヶ月足らずでメディエア株式会社へ譲渡した。本人評価は「100点満点」。
Crimibox、広告$200でメール1,000件、ローンチ4時間で100件受注。未解決事件ボックスの立ち上げ
ベルギー警察の捜査官が副業で始めた未解決事件ボックスCrimibox。ローンチ前に広告$200でメール1,000件を集め、告知4時間で100件超を受注。取材時点で月商$8,000超・累計4,000箱、現在のプロフィール表示は月商$85,000。
BASE月商42万円で全国1,919位。平均月商1万円→53.8万円の6年と、クーポン施策の「先食い」検証
BASEで作家もの雑貨を売るミック氏が、2024年2月の月商42万円・全国1,919位を公開。平均月商は2018年1万円→2020年56.3万円→2022年53.8万円。閑散期をクーポンと送料無料で埋めた月を「需要の先食いか掘り起こしか」で自己検証している。
月商1,200万円・利益200万円のD2C — 決定打は「全商品15%値上げ」だった
せどりから6度の撤退を経て立ち上げた自社ブランドが月商1,200万円・利益200万円に到達。決定打は全商品15%の値上げで、売上は変わらないまま月利が2倍になった。5人体制のP/Lを分解する。
Hipstik、返品率1%(業界平均40%)。年商$11.2万のパンストD2Cが$20万で売れた理由
2016年創業のパンストD2C「Hipstik Legwear」は、業界平均40%とされる返品率を新規顧客1%まで下げ、直近12ヶ月売上$11.2万・前年比2倍の状態でFlippaに出品。2021年に個人買い手へ$20万で売却した。売上の40%はアフィリエイト経由だった。
会社員の副業で古着EC、開業1年で年商約300万円。週5〜10時間の稼働で毎月黒字
会社員のワカバヤシ氏がBASE・メルカリ・ヤフオクの3販路で運営するオンライン古着屋。2024年通年の売上は約300万円弱、好調月36.2万円・不調月12.7万円。週5〜10時間・自宅1室のワンオペで毎月黒字を維持。
よくある質問
- 個人や家族経営のECはどれくらい売れていますか?
- 掲載事例では、千葉の家族経営スイカ農園が自社ECでシーズン月商900万円台、姉妹2人のEtsy店が予算管理シート29,000本で月商$10,417、会社員の副業古着ECが開業1年で年商約300万円という実数を公開しています。
- EC事業は売却できますか?
- できます。Amazon FBA比率99%・年商$300万の単品ECが利益を6倍にしてから売却した例、ネック枕D2CのNecklowが約5,700万円、外注化済みアパレルECが月間収益の約6.3ヶ月分の216万円で成約した例を記録しています。
- 物販の利益は何で決まっていますか?
- 掲載事例では、全商品15%の値上げで利益200万円を確保したD2C、返品率1%(業界平均40%)を武器に売却したパンストD2Cなど、価格設定・返品率・広告費が手残りを動かした経緯を数字とともに記録しています。