事業売却・スモールM&Aの事例
事業売却(イグジット)の事例とは、個人や少人数で運営していた事業が第三者に譲渡され、その金額や経緯が公開されたものを指す。Small Startでは売却額・月間利益に対する倍率・買い手の種類・交渉の経緯を出典付きで整理している。
売却額だけでなく「なぜその倍率がついたか」を重視して記録している。上昇トレンド、属人性の有無、買い手との適合——価格を動かす変数は事例ごとに違う。
- 掲載事例
- 203件
- 最高売却額
- 862.5億円
- 売却額の中央値
- 1.3億円
- 月商の中央値
- 750万円
事業売却・M&Aの事例一覧
203件中 1〜24件
NEW 創業18年のフランス菓子店、廃業まで残り1〜2週間で約800万円承継——29歳の買い手が値引き交渉をしなかった理由
兵庫県の創業18年の手作りフランス菓子店が、廃業まで残り1〜2週間という状況からTRANBI経由で約800万円で事業譲渡された。買い手は29歳の個人事業主で、価格交渉は一度も行わなかった。
NEW Traffic Think Tank、副業6年のSEOコミュニティが$1.8Mで売却。代金の4割は18か月の後払いだった
SEOの有料コミュニティTraffic Think Tankは、創業者3人が本業を持ったまま約6年運営し、2023年2月に上場企業Semrushへ$1.8Mで売却された。買い手の10-Qによれば、うち$360Kずつが12か月後と18か月後の後払いで、クロージング時に払われたのは6割だった。
NEW 大関産業、「余命2か月」の受託工場を1,300万円で承継——うち1,100万円はアパートの現物、現金は200万円だった
群馬県伊勢崎市の受託製造会社・大関産業が、廃業予定日の約2か月前にTRANBI経由で株式譲渡された。対価は約1,300万円で、うち1,100万円は現物のアパート、現金は200万円。譲受後およそ100日で黒字化した。
NEW NEOKICK前橋、年間営業利益250万円のジムが300万円で成約。交渉中にトレーナーが辞めた案件を会社員が拾った
年間営業利益約250万円・会員約40名のキックボクシングジムが300万円で成約。会社員の買い手は自己資金で購入し、交渉中に唯一の男性トレーナーが辞めた局面を越えて初月に会員48名まで伸ばした。
NEW MoneySavingExpert、£100で始めて9年後に最大£8,700万。対価の3割は「業績以外の条件」に懸かっていた
2003年に£100で開設した個人金融サイトが2012年に最大£8,700万で上場企業へ。完了時£6,000万、残る£2,700万は3年後の非財務的な条件次第という設計だった。
NEW 高田馬場の英会話教室が600万円で成約。買い手は「500万円が妥当」と考えながら満額を出した
開校9か月・生徒35名・黒字化目前の英会話教室が600万円で成約。買い手は自ら500万円が妥当と考えながら売り手の希望額を満額で出し、同じ500万円を提示した競合を退けた。
NEW 廃業を決めていたフルーツサンド専門店が、200万円で譲渡——「ダメ元」の掲載に20件超の申し込み
本業多忙で廃業を決めていたサンドイッチ専門店が、銀行の勧めでTRANBIに掲載したところ20件超の申し込みが来た。譲渡額200万円は開店時の初期費用と同額。「あと100万円高くても売れた」と売り手は振り返る。
NEW システリア、広島のレンタルスペース2拠点を480万円で譲渡——「直近年間利益の2年分+什器代」という値付けの中身
2人で50万円ずつ出して2店舗から始めたレンタルスペース事業は、約2年半で最大43店舗になった。そこから切り出した広島市内2拠点の譲渡額は480万円。値付けの根拠と、申し込みが減る価格帯まで売り手が語っている。
NEW 家事代行15年の事業、希望8,000万円に対し4,500万円で成約——4社コンペを制したのは、最高入札額ではなかった
後継者不在の家事代行事業(15年以上・年商約6,000万円)が、希望額8,000万円に対し4,500万円でTRANBI成約。4社コンペで買い手の入札額は最高ではなかった。平均継続利用年数は4〜5年。
NEW Median、コブラウジングSaaSの売却額は本人談で「$300K弱」。だが本当の出口は、その前に結んだ永続ライセンス2本のほうだった
2人でブートストラップしたコブラウジングSaaS「Median」の売却額は本人談で$300K弱。だが売却前に結んだ永続ライセンス2本のほうが大きく、合計は「約$2M」だったと創業者が語っている。
NEW The Cruiser Store、車種を1つに絞ったパーツECが創業2年半でAUD $2,205,627売却。ROAS 9倍とオーナー週20時間が倍率2.6倍を支えた
豪州のパーツEC「The Cruiser Store」が創業約2年半でFlippa経由でAUD $2,205,627で売却。年商AUD $3.5M、EBITDA率21%、ROAS 9倍、SKU 800超、オーナーの稼働は週20時間だった。
NEW レンタルスペース11店舗を累計6,050万円で連続売却——みつ氏が「相場の2〜3倍」を取れたのは物件ではなくノウハウの側だった
レンタルスペース運営者のみつ氏が、11店舗を累計6,050万円でM&Aプラットフォーム経由で売却。20平米前後が中心ながら「すべて相場の2〜3倍」、直近は30平米を1,200万円。集客の8割は自社HP。
NEW Weeplow——重力式の浄水フィルターD2Cが年商€3.5M・利益率41%で売却。Flippaが見出しに掲げた金額は$3.7M
仏・ベルギー中心の浄水フィルターD2C「Weeplow」が2025年にFlippaで売却。年商€3.5M・年利益€1.45M・利益率41%、月商€295K。SKUは約10、返品率1.7%。売却額はFlippaの見出しで$3.7M。
NEW ParaWorksのインドアゴルフ、開業8か月・投資2,000万円の店を3,500万円で譲渡。武器は「エリア名×インドアゴルフ」検索1位
Webマーケティング会社ParaWorksが立ち上げた会員制インドアゴルフを、開業8か月・初期投資2,000万円の時点で3,500万円で譲渡。開業5か月で単月黒字、無料体験からの入会率は約8割だった。
NEW DialHawk、月間経費$5,110で回るコールトラッキングSaaS。MRR $18,116が売上の2.6倍・$725,000で売れた
リード獲得業者向けコールトラッキングSaaS「DialHawk」が、Flippaで$725,000で売却された。年間売上$283,539(売上倍率2.6倍)、MRR $18,116、月間経費はわずか$5,110、月次チャーン2%。
NEW Odyssey Traveller、創業36年のシニア向け教育ツアーが$849,600で売却。武器は直販90%と18,000人のメールリスト
1983年創業の豪州の教育ツアー会社Odyssey Travellerが、Flippaで$849,600で売却された。直近12ヶ月の売上はAUD 1,988,314、利益AUD 271,795、EBITDAマージン14%。直販比率90%、メール購読者18,000人。
NEW Photosolve.io、CAC $0.50で250万ユーザーを集めた宿題AIアプリ。ローンチ2年足らずで$575,000売却
宿題を撮影するとAIが解き方を返すPhotosolve.ioが、Flippaで$575,000で売却された。2023年4月ローンチ、直近12ヶ月の売上$348,849・利益率86%、有料会員5,000人。流入の9割がオーガニックでCACは$0.50。
NEW AllAboutCookies.org、$9,000で落札した中古ドメインが14年後に$5.2M売却へ。AdSense一本・利益率92%・RPM約$400のソロ運営
元タクシー運転手のニュージーランド人が2008年に$9,000で落札した期限切れドメインAllAboutCookies.orgは、月間26.7万PV・RPM約$400・利益率92%のAdSenseサイトに育ち、Flippa経由$5.2Mで売却された。取得額の578倍、収益はほぼ100%が広告だった。
NEW Potato Parcel:「ジャガイモに手書きメッセージ」の冗談ECを開始6ヶ月・$42,000で売却。買い手はShark Tankで出資を獲得し、事業は年商$600Kで存続
「ジャガイモにメッセージを書いて郵送する」EC、Potato Parcel。2015年の開始から6ヶ月・月商$10,000超の時点で$42,000で売却された。買い手のRiad BekhitはShark TankでKevin O'Learyの出資を獲得し、事業は2024年も年商$600-700Kで存続している。
NEW Spencer Haws、Amazon FBAブランドを2年半・$425,000で売却。値付けは「月次純利益$14,000の30倍」、レビューサイトとのセット売りだった
Niche PursuitsのSpencer Hawsが2015年に始めた家庭用品のFBAブランドは、直近12ヶ月の平均月次純利益$14,000強を基準に、その30倍=$425,000でEmpire Flippers経由売却。記事120本のレビューサイトとのセット売りで、掲載40日で口頭合意に至った。
NEW Native、成分表が読めなかった弁護士のデオドラントD2Cが約2年半でP&Gへ——$100M現金売却、創業者の持分は9割超だった
2015年7月ローンチのD2CデオドラントブランドNativeは、2017年11月にP&Gへ$100M現金で売却された。調達はわずか$500K、創業者Moiz Aliの持分は9割超。売却時は年商$30M・月次純利益$1M。単品・直販・広告一本に絞った約2年半の構造を数字で読む。
NEW 10Beasts、記事8本のAmazonアフィサイトが9ヶ月で月$80Kに——大学生が$570Kで売却した17日後、Googleペナルティが来た
大学生Luqman KhanのAmazonアフィリエイトサイト10Beastsは、記事8本・9ヶ月で月$80,000のコミッションに到達。2017年12月にEmpire Flippers経由$570,000で売却され、引き渡し17日後にGoogleペナルティが来た。売り時の判断が明暗を分けた事例。
NEW Bargaineering、1日数セントの家計ブログが5年で$3M売却に——Jim Wangが自分で明かし続けた停滞との付き合い方
2005年1月開設の米個人ファイナンスブログBargaineeringは、半年時点の広告収入が「1日数セント、よくて1ドル」。それが5年後の2010年、$3Mで売却された。創業者Jim Wang本人が寄稿やインタビューで明かし続けた経緯から、初期の停滞と伸びの構造を読む。
WooThemes、ケープタウン発のWordPressテーマ屋を$30M超のExitに導いたのは、後発の"社内プラグイン"WooCommerceだった
南アフリカ発のWordPressテーマ会社WooThemesは2015年5月、Automatticへ売却された。Re/code報道によれば対価は現金+株式で$30M超。2008年に3人で始めた自己資金の会社を出口に導いたのは、2011年に後発で出したECプラグインWooCommerceだった。売却時は約20カ国55人。
よくある質問
- 個人の事業はいくらで売れますか?
- 掲載事例の幅は数十万円から数十億円まであります。国内サイト売買では月間利益の12〜24ヶ月分が目安として観測され、海外SaaSでは年間売上の3〜6倍で成約した事例を記録しています。いずれも出典のある実額です。
- 売却先はどこで探しますか?
- 事例に登場する経路は、サイト売買プラットフォーム(ラッコM&A、バトンズ等)、業界のロールアップ企業への直接打診、コミュニティやカンファレンスでの接点、買収専業ファンドからの引き合いなどです。
- 売り時はいつですか?
- 本メディアは助言を行いませんが、掲載事例では「収益が上昇トレンドのうち」「テーマの熱があるうち」に売った例が高い倍率を得ており、下降局面で売った例は課題の開示とサポート提供で価格を維持しています。