SaaSの収益・売却事例

SaaS(Software as a Service)とは、ソフトウェアを月額・年額のサブスクリプションで提供する事業モデルを指す。Small Startでは、個人や少人数チームが運営するSaaSの月商・ARR・売却額と集客チャネルを出典付きで記録している。

SaaSは継続課金ゆえに数字が安定して見えるが、掲載事例には成長曲線だけでなく、放置でMRRが90%減った事例や、デューデリジェンス後に買い手が消えた事例も含まれる。

掲載事例
124件
最高売却額
120億円
売却額の中央値
1.5億円
月商の中央値
675万円

SaaS事業の事例一覧

124件中 1〜25件

NEW
月商 805.5万円 運営中

CyberLeads、19個の失敗の次に31日で作った「調達企業リスト販売」が月$53.7K。無料ニュースレターが営業装置

ギリシャのAlex West氏は、19個の失敗作の後に31日で作った「資金調達企業のリスト販売」CyberLeadsを2020年2月に公開。初月MRR $290から、2024年10月時点で月$53.7Kに。週10件の無料ニュースレターを有料版への導線にする設計だ。

SaaS 個人 運営4年半で月$53.7K
NEW
売却 3,750万円 売却済み

Feather、「Notionで書いてブログにする」SaaSを創業2年・$250Kで売却。買い手はTweet Hunterを売ったTibo

Bhanu Teja P氏がXで公開しながら育てたFeatherは、ローンチ9.5ヶ月でARR $50K。2024年6月、MRR $6Kの時点で$250K(年間収益の約3.5倍)で売却された。買い手はTweet Hunterを売却した経歴を持つTibo氏。個人間M&Aの値付けが分かる事例だ。

SaaS 個人 創業2年で売却
NEW
月商 697.8万円 運営中

SEObot、AIが記事を書くSaaSがMRR $46K・累計$1.8M。数字の出どころはStripe連携の公開ダッシュボード

John Rush氏のSEObotは、AIがSEO記事を書き続けるSaaS。2026年8月時点でMRR $46,517・累計売上$1.82M・636契約という数字が、Stripe連携の公開ダッシュボードで誰でも検証できる。AIコンテンツの是非ごと数字で読む。

SaaS 個人 公開3年でMRR $46K
NEW
撤退

GummySearch、MRR $35Kの黒字のまま閉鎖を選んだRedditリサーチSaaS。API商用ライセンスが取れなかった4年

Redditリサーチツールを1人で約4年運営したFed氏は2025年11月、Data APIの商用ライセンス交渉がまとまらず閉鎖を決めた。Failoryの報道によれば閉鎖時MRRは$35K。ユーザー14万人・黒字のままの、解約でも資金切れでもない終わり方だった。

SaaS 個人 運営約4年・黒字のまま閉鎖
NEW
月商 225万円 運営中

BoltAI、サブスク全盛のAIツール市場を買い切りで攻めて月$15K。$19→$79の値上げで売上より「手残り」が増えた

ベトナムの個人開発者Daniel Nguyen氏は、AIツール=サブスクという相場に逆らい、macOSネイティブアプリBoltAIを買い切りで販売。公開1年半で月平均$15K・顧客7,000人。$19から$79への値上げと、失敗作KToolの1年も本人が記録している。

SaaS 個人 公開1年半で月$15K
NEW
月商 1,250万円 運営中

ProjectionLab、平日の夜4〜6時間×4年でARR $1M。FIREコミュニティが育てた資金計画SaaSの成長曲線

2021年に$150のMRRから始まった資金計画SaaSは、2025年6月にARR $1Mへ。開発者Kyle Nolan氏が会社を辞めたのはMRR $23Kの時点。Hacker Newsの投稿とMr. Money Mustacheの一言、Discord 8,500人が成長の主軸だった。

SaaS 個人 4年でARR $1M
NEW
月商 15万円 運営中

Inkdrop、月$4.99のMarkdownノートで月15万円。PRメールをやめ、無料プランを置かなかった個人開発SaaSの2年

日本人開発者TAKUYA氏のInkdropは、公開約2年で月15万円の売上に到達。2019年8月には単月95万円も記録した。プライベートβ1,000人、60日間の無料トライアル、freemium拒否、PRメールの停止——数字と一緒に判断の理由が公開されている。

SaaS 個人 公開2年で月15万円
NEW
月商 525万円 運営中

Post Bridge、4年間の空振りの末に1年半でMRR $35K。動画2,000本で外し続けた人の「当て方」と公開ダッシュボード

Tシャツ・アフィリエイト・動画2,000本・初アプリと4年外し続けたJack Friks氏が、SNS一括投稿ツールPost Bridgeを2024年末に公開。1年半でMRR $35K。収益はライブ公開され、$1Mの買収オファーは断った。

SaaS 個人 公開1年半でMRR $35K
NEW
月商 6,255万円 運営中

Chatbase、大学最終学期にソロで作ったAIサポートSaaSが117日で$1M ARR。無調達のまま$9M ARRまで来た

大学最終学期のYasser Elsaid氏が2023年2月に一人で始めたChatbaseは、117日で$1M ARR、2年で約$417K/月へ。2026年には無調達のまま$9M ARRと紹介される。「AIサポート社員」を売る事業を一人で回した記録。

SaaS 個人 創業2年で約$5M ARR
月商 49.5万円 運営中

Leadverseの集客はRedditだけ、原価の9割はLLM。本業と新生児のあいだで作ったMRR $3,300

SNS上で見込み客を見つけるAIツール「Leadverse」は、公開10か月でMRR $3,300・有料130社超。売上の全額がRedditから来ており、原価の9割はLLMのAPI利用料が占める。

SaaS 副業 公開から約10か月
月商 1,245万円 運営中

Faceless.video、Bubbleで6本外して7本目——非エンジニアが10か月で年商$1Mに届いた動画自動化

作曲家出身の非エンジニアがノーコードのBubbleで6本作って全て外し、7本目のFaceless.videoで10か月に年商$1Mへ。現在のMRRは$83,000超、累計登録は250万人。

SaaS 少人数チーム ローンチから10か月で年商$1M
月商 270万円 運営中

Youform、競合の名前で検索して1人ずつDM。無料開放と40日限定ライフタイムで作ったMRR $18,000

Typeformの値上げで代替を探す人をXとRedditで名指し検索し、1人ずつDMして最初の200ユーザーを集めたYouform。40日限定のライフタイムディールで$35,000を先に集め、約2年でMRR $18,000・登録8万人へ。

SaaS 少人数チーム 2024年2月ローンチから約2年
売却 120億円 売却済み

Base44、創業6か月・社員8人で$80Mの現金売却。ただし$25Mは社員の残留報酬だった

一人で始めたAIアプリ生成プラットフォームBase44が、創業から約6か月でWixへ$80Mの現金売却。ただし$25Mは社員8人の残留報酬で、売却額の見出しをそのまま個人の取り分として読むことはできない。

SaaS 少人数チーム 創業から約6か月
月商 97.5万円 運営中

Questgen・Supermemeの現在地:登録250万人で月$6,500〜7,000。ピークの年商$100Kから落ちたAIツール3本

データサイエンティストが本業の傍らで運営するAIツール3本。登録者は合計250万人を超えるが、現在の月商は$6,500〜7,000。2025年のピークだった年商$100Kからは下がっている。

SaaS 副業 最初のプロダクトから約4年
月商 510万円 運営中

Lunch Money、7年目の家計簿SaaSがMRR $34K。Mint終了で登録が5倍になった月と、「$40〜150の好きな額」価格

元Twitterのエンジニア Jen Yip氏が一人で7年育てた家計簿SaaSは、2024年3月時点でMRR $34K。巨人Mint(利用者400万人)のサービス終了で登録が数週間5倍になり、MRRは$10K以上跳ねた。「年$40〜150から自分で選ぶ」価格実験の結果まで、公開された数字を追う。

SaaS 個人 創業7年でMRR $34K
月商 339万円 運営中

Healthchecks.io、一人で11年・MRR $22,600。無料9.2万アカウントの上に立つ「静かな監視SaaS」の定点観測

ラトビアのPēteris Caune氏が2015年に公開したcron監視SaaSは、11年経った2026年8月時点でMRR $22,600・有料1,034件。無料アカウントは9.2万件あり、課金率は約1%。派手さのない数字を11年間公開し続けている「静かなSaaS」の現在地を記録する。

SaaS 個人 創業11年・一人運営
月商 96万円 運営中

6本作って2本売って、残り2本で月$6,400。副業3年で辞め時を決めたAPI開発者の損益

会社員をしながら3年で6本のプロダクトを作り、2本を売却、1本をオープンソース化。残った2本の合計が月$6,400に届いた時点で独立した。6本分の結果がすべて金額付きで公開されている。

SaaS 個人 副業3年を経て独立
月商 1,950万円 運営中

GMass、Gmailの中に住むメール配信ツールを一人で月$130Kに。「拡張機能」がそのまま参入障壁になった

Ajay Goel氏が2015年に一人で公開したGMassは、Gmailの中で動くメール配信ツールとして2019年時点で月商$130Kに到達。既存ツールを置き換えるのではなく、ユーザーが毎日開く画面の中に入り込む——「現状の改善」という設計思想を数字で追う。

SaaS 個人 公開から約3年半で月$130K
月商 480万円 運営中

ScreenshotOne、月$32Kで成長が止まった。解約率9%が作る「数学的な天井」を創業者が公開した

ウクライナ出身のDmytro Krasun氏が2022年に一人で公開したスクリーンショットAPIは、4年でMRR $32K・有料1,000件超に達した——そして止まった。月間解約率9%が作る「Max MRR=新規MRR÷解約率」という天井の実例を、公開された数字で読む。

SaaS 個人 公開4年でMRR $32K
月商 2,250万円 運営中

Tally、「99%の機能を無料」のフォーム作成ツールが4年でMRR $150K。ベルギーの2人が選んだ配り方

ベルギーの夫婦2人が2020年夏に始めたフォーム作成ツールTallyは、回答数無制限の無料プランを核に口コミで広がり、2024年10月にMRR $150K・ユーザー40万人へ。フルタイムはまだ4人。公式ブログが公開した月次の成長曲線を追う。

SaaS 少人数チーム 創業4年でMRR $150K
月商 1,800万円 運営中

マイクロSaaSを4本買って合計MRR $120,000。1本は法務通知で止まった買収ロールアップの内訳

ARR $200k〜$600k帯のマイクロSaaSを買い集め、合計MRR $120,000・利益率50%以上を作っているNoosa Labsの記録。買った4本のうち1本は法務通知で営業停止に至っている。

SaaS 少人数チーム 初年度に4本買収
月商 630万円 運営中

教員向け録画アプリで6年、まともな収益はなかった。対象を広げてMRR $42,000に届くまで

2019年にiPhone向けスクリーン録画アプリとして始まり、高等教育の教員に絞っていた時期は「まともな収益がなかった」。対象を全組織へ広げてMRR $42,000・ユーザー10万人に到達したKommodoの記録。

SaaS 少人数チーム 2019年開始
月商 45万円 運営中

4週間でMRR $3,000。ただし助成金とクレジットと受託が支えている、AI基盤の初速の中身

AIオーケストレーション基盤「Meerkats.ai」が公開4週間でMRR $3,000に到達した記録。大学の助成金、各AIベンダーのクレジット、受託事業という3つの下支えの上に成立している。

SaaS 少人数チーム 公開から4週間
月商 2,505万円 運営中

年商$8Mの前事業がプラットフォームの仕様変更で消えた。3社目で月商$167,000に戻すまで

自己資金で年商$8Mまで伸ばしたShopify向け決済サービスが、Shopifyのチェックアウト閉鎖で立ち行かなくなった。同じ創業者の3社目「Zipchat」は月商$167,000、月70万件の会話を処理している。

SaaS 少人数チーム 黒字化まで約1年(月$20,000の赤字)
月商 225万円 運営中

受託でMRR $15,000を作り、その金でSaaSを建てる。50歳・実質1人の「サービス→SaaS」構造

データ戦略のコンサルティングで月$15,000以上を稼ぎ、その資金と時間でB2B SaaSを開発している50歳の記録。SaaSはまだ未収益化で、MVPは15〜20時間で組んだ。受託でSaaSを賄う構造の実例。

SaaS 個人 約1年(2025年開始)

よくある質問

個人開発のSaaSはどれくらいの収益になりますか?
掲載事例では、一人で運営されるBuiltWithが年商$14M、OSS+有料版のSidekiqが年商$7M超を公開しています。一方でMRR $2,800から$340まで落ちた事例も同じ棚に並べており、上振れだけでなく分布の幅そのものを記録しています。
SaaSはいくらで売却できますか?
掲載事例の成約額は、個人間で$300Kで譲渡されたPotionから、$5M ARRで$25Mで売却されたBoardroom Insiders、$40M全額現金を選んだAppArmorまで幅があります。海外のブートストラップSaaSでは年間売上の3〜6倍前後の成約を記録しています。
売却の倍率は何で決まりますか?
本メディアは助言を行いませんが、掲載事例では収益の上昇トレンド、創業者への依存度(属人性)、買い手との適合が倍率を動かしており、各記事で交渉の経緯を出典付きで記録しています。

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