2025年の収入は$1,032,000。Marc Lou氏が公開した「小さな製品を積み上げる」ポートフォリオの中身
仏出身・バリ在住のMarc Lou氏は、2025年の年収$1,032,000(約1.5億円)を実額公開した。単一のヒット作ではなく、ShipFast(約$20K/月)・CodeFast・DataFast($15.8K MRR)など複数の小さな製品の積み上げ。従業員ゼロ、集客はXでのbuild in public。
執筆: Small Start 編集部(公開情報の要約+独自分析)
(以下、ドル金額の円表記は1ドル150円換算の概算)
公開されている数字
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 2025年の収入 | $1,032,000(約1.5億円) |
| 主力製品 | ShipFast 約$20K/月、CodeFast 約$20K/月、DataFast $15.8K MRR ほか多数 |
| 体制 | 一人(従業員ゼロ・外部資金ゼロ) |
| 集客 | X(Twitter)でのbuild in public + ニュースレター |
何をやっていたのか
Marc Lou氏の主力ShipFastは「SaaSを最速で出荷するためのNext.jsボイラープレート」——つまり個人開発者向けに、個人開発の道具を売るビジネスだ。自身が毎週のように新製品を出す様子をXで公開し、その開発過程自体がShipFastのデモになっている。Tweet Hunterと同じ「実演=マーケティング」構造である。
年$1Mはひとつの爆発的ヒットではなく、$15〜20K/月の製品を複数積んだ結果だ。Indie Hackersはこれを「ソロSaaSの複利」と分析している——各製品が観客を広げ、次の製品の初速を上げる。
ここから学べること
「月$20Kの製品を5個」は「月$100Kの製品を1個」より作りやすく、壊れにくい。 単一プロダクトの$100K MRRは競合・プラットフォーム変化で崩れうるが、独立した$20K×5は同時には崩れない。Levels氏のポートフォリオ、入江氏の30個と同じ結論が、公開実額つきでまた確認された。
「開発者に開発の道具を売る」は、観客がそのまま市場になる最短構造。 build in publicで集まるフォロワーは開発者であり、ShipFastの見込み客そのもの。発信と販売のターゲットが一致しているかは、build in public戦略の成否を分ける第一の検証項目だ。
実額の年次公開はそれ自体が最強のリード獲得である。 「$1,032,000」という具体的な数字は無数に引用・拡散され、氏のニュースレターとX——つまり全製品の集客装置——に読者を運ぶ。
関連事例
出典
- Marc Lou氏ニュースレター「I made $1,032,000 in 2025」
- Indie Hackers「What Marc Lou's $1M year reveals about solo SaaS compounding」
本記事は上記の公開情報の要約と独自分析です。詳細は必ず一次情報をご確認ください。