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副業ブログ「Tsuzuki Blog」、月4.2万円から1年で月100万円へ。公開されている月次データを分解する

IT企業でSEOを担当しながら2019年1月に本格開始したTsuzuki Blog。6ヶ月目は収益6.9万円(AdSense1.7万+ASP5.2万)・約2.1万PV。収益はVOD系の2〜3記事に集中し、開始約1年で月100万円へ。月次実データを分解する。

執筆: Small Start 編集部(公開情報の要約+独自分析)

公開されている月次実データ

時点PV収益備考
2019年1月本格運営開始(当時IT企業でSEO担当・副業)
3ヶ月目最低賃金以下/時給換算疲弊して1ヶ月休止
4ヶ月目(4月)9,000
5ヶ月目(5月・100記事)約16,00042,000円収益は2〜3記事に集中
6ヶ月目(6月)20,91768,728円(AdSense 16,711円 + ASP 52,017円)月30記事・毎日投稿
約1年月100万円対談記事で本人公言

どんな事業か

Tsuzuki氏はIT企業でWebマーケター(SEO担当)として働きながら、2019年1月に「Tsuzuki Blog」の本格運営を開始した(それ以前に7年のブログ経験あり)。収益源はU-NEXT・TSUTAYA TV・FODプレミアムなど動画配信サービス(VOD)のアフィリエイトが主力で、AdSenseが補助という構成。1記事平均5時間、100記事で約500時間を投下している。

数字が語る3つの事実

収益は記事数に比例しない。2〜3記事がほぼすべてを稼ぐ。 100記事時点の月4.2万円は、100記事に分散していたのではなく、VOD系の少数記事への集中だった。6ヶ月目の内訳でもASP報酬5.2万円がAdSense1.7万円の3倍。「稼ぐ記事」と「それ以外」の差は残酷なほど大きい

立ち上がりは疲弊との戦い。 3ヶ月目に「時給換算で最低賃金以下」の現実に疲れて1ヶ月休止している。月100万円ブロガーの経歴にも挫折期間が明記されている点は、これから始める人の期待値調整として重要だ。

それでも1年で月100万円に届いた。 6ヶ月目6.9万円→約1年で100万円という後半の急伸は、検索順位が付き始めた記事群が同時に収益化するストック型の典型カーブ。この立ち上がり方は教育系アプリの12万→147万→391万円と同じで、ストックビジネスの前半の数字は後半を予測しない

その後の試練 — 対談で語られたリスク側の実話

対談記事でTsuzuki氏は、成功後の下落も具体的に語っている。

  • 1年目に上位表示していたVODのロングテール記事群が、2019年のGoogleアップデートで1位→5位に下落
  • 「ロングテール記事は1位でなければほぼ流入ゼロ」— 2位以下の順位に資産価値はほぼない
  • 救いになったのは、好調なうちに別分野へ横展開していたこと。「うまくいっている時こそ、視点を横に広げておく」
  • 独立は副業収入が伸びてすぐではなく、2年分の生活費を貯金してから

学び・分析

「本業スキルの転用」が最短ルートの正体。 Tsuzuki氏の本業はSEOだ。ブログ副業の成功要因を「継続」や「記事数」に求めがちだが、この事例の本質は本業で磨いた専門技能を自分の資産に振り向けたことにある。副業選びの問いは「何が儲かるか」ではなく「自分の本業スキルが個人資産に転用できる領域はどこか」であるべきだ。

アフィリエイトの脆さは「順位」に集約される。 収益が2〜3記事に集中し、その記事の順位が1位でなければ流入ゼロ——つまり事業全体が数個のキーワードの順位に賭かっている。通信系アフィサイトが月利益×20ヶ月で売却された事例の相場が「わずか2年分」なのは、この構造的な脆さの価格反映だ。

「調子がいい時に次を打つ」は3人のトップブロガーの共通結論。 同じ対談でヒトデ氏・きぐち氏も「うまくいっている時こそ次の施策を打つ」と口を揃える。好調期は現状維持に流れやすいが、検索流入ビジネスの好調は自分でコントロールできない。好調の理由が外部要因のビジネスでは、好調時こそ分散投資のタイミングになる。

どこまで再現可能か

  • 再現しやすい点: 月次レポートを付けて「収益が集中している記事」を特定し、その系統に投下を寄せる運用は誰でも真似できる。2年分の貯金という独立基準も明確
  • 限界: 2019年当時と比べ、VODアフィリエイトは競争激化と検索環境の変化(AI Overviews等)で同じ戦い方が通用しにくい。「SEOが本業」という初期条件も一般的ではない

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#副業#ブログ#アフィリエイト